49歳フォトグラファーの私が公認会計士の勉強を始めた理由

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私は昨年から公認会計士の勉強をはじめました。

勉強を始めてから3ヶ月ほどになるのですが、50歳目前でどうして公認会計士の勉強を始めたのかについて少し書いてみたいと思います。

フォトグラファーの仕事には満足

私が今の「島根秀明写真事務所」を開業したのは、8年以上前の2013年4月のことです。

その後の仕事はそれなりに順調で、2021年までの8年間に1,000件以上の写真撮影の依頼がありました。

それぞれのお客様からも好評をいただいており、リピートの仕事もたくさんいただいています。

それよりも何よりも、フォトグラファーとして自分が好きな写真を撮りながら生活ができているのに満足しています。

公認会計士の方からの仕事がきっかけ

ところで半年ほど前、まだ48歳のときにですが、あるアマチュアの方から仕事を請け負ったことがありました。

その方とは仕事以外でも意気投合してしまって、お互いのことについていろいろと語り合いました。

同じくらいの年代の方ですが、私より少しお若くて45歳だということでした。

その方は、大学の頃に公認会計士という国家資格の試験に合格して、大手の監査法人に就職後、30代で独立して公認会計士事務所を開かれたそうです。

大学のころからほぼ勉強ばかりで、自分の事務所を開いてからもお客様の獲得や利益確保のために必死だったそうです。

そして最近、写真に目覚めて、これが唯一の趣味だと思えるようになったとのことでした。

一方私は、勉強で苦労した覚えはなく、かと言って遊んできたわけでもなく、18歳で町工場に就職して、29歳で写真スタジオに転職して、42歳で独立という道を歩んできました。

これまでの人生を振り返ってみると、それなりに起伏もありましたが、今の現状に不満はなかったのです。

公認会計士の方から突然のオファーが

その方からの依頼は、最初は事務所のホームページに掲載する写真を撮って欲しいということだったのですが、そのうちに写真の撮り方自体を教えて欲しいという内容に変わりました。

少し興味が出てきた写真をもう少し深くやってみようと思ったそうです。

そしてある日、その方から公認会計士になってみませんか?という話があったのです。

「えっ?」「どうして私?」という気持ちでちょっとした衝撃を受けました。

なんの関連知識も持たないフォトグラファーにしか過ぎないのですからね。

しかし、どこかで嬉しい気持ちがあったのは事実で、心の奥のどこかで何か足りないものを感じていたのかもしれません。

その方のお話によると、公認会計士になるには国家試験に合格することが必要なのですが、合格者の多くは20代で公認会計士の仕事しかしたことがない人が多いということでした。

会計監査だけの仕事であればそれでも良いのですが、個人事務所ではそれだけではやっていけないためコンサルティング業務などもやっており、それにはそれなりの人生経験があった方が良いのだとか。

で、「もし国家試験に合格したら自分の事務所で2年間働けば実務経験も問題ないので、公認会計士登録もできますよ」ということなのです。

私としては今の仕事に不満もありませんし、公認会計士になりたいなんて全く思ったこともありませんでしたが、誘っていただいたことが嬉しかったのです。

自分の学力ではなく、人間としての自分を求められていると感じたのです。

公認会計士の勉強スタート

思い込んだら行動に移すのが早いのは私の特技(?)で、公認会計士受験のための通信教育について調べ始めました。

当然フォトグラファーの仕事もありますから、通学は絶対ムリなので通信教育を探しました。

いくつか候補を比較して、選んだのがクレアールの公認会計士講座です。

「非常識合格法」というクレアールの学習法に惹かれました。

「資格試験では満点を取る必要はなく合格点が確実に取れれば良い」という割り切った考え方が、自分に合っていると思いました。

間違いなく、フォトグラファーの仕事のすき間に勉強をすることになりますから、効率的に勉強できることが一番だったのです。

公認会計士試験にチャレンジするもう一つの理由

実は私が公認会計士試験にチャレンジするのにはもう一つ理由があって、それは国家試験の公認会計士試験には受験資格がないんですね。

もちろん年齢制限もありませんから誰でも受験できるんです。

難易度の高い試験なので合格できるかどうかは分かりません、というかかなり難しいかもしれません。

しかし、自分の力を試してみたい、何かにもう一度情熱を傾けてみたいと思ったことは間違いありません。

そういえば、最初の会社を辞めてから、次の写真スタジオに入ったときも仕事に集中した時期がありました。

まわりの若手からは10年以上も出遅れたスタートだったのに、必死で頑張ってチーフフォトグラファーにまでなることができました。

そんな必死だった若い頃のことを思い出して、ちょっと分野は違いますが頑張ってみようと思ったのです。

こちらの、私、島根秀明のクレアール公認会計士講座受講奮闘記も合わせて見てみてくださいね!

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